昨日、新緑を撮影に石川県民の森へ向かう途中の山中温泉杉水町でイベントをやっていたので立ち寄りました。ここは、杉ノ水川の上流域にある杉水 町で、加賀市加賀東谷伝統的建造物群保存地区として指定された地域でした。この資料館は、奥様のお話では100年前に建てられた田の字型の建屋で、屋根は赤瓦で葺かれ、煙出しがこの地の景観の特徴だそうです。また、昔使った農機具も展示されていて、今日がオープン記念の日でした。
これから土・日・祝祭日に開館するそうです。幸いにも焼きおにぎりなどのおもてなしとお土産までいただき恐縮してしまいました・・・・ありがとうございました。
その他にも蕎麦処「権兵衛」、ランチ・カフェ「MAGNOLI]、菓子・手芸品販売店「山の駅」なども土・日・祝祭日に開いているそうです。自然が豊かで山野草の花も咲いており、マイナスイオンの中にいると時の経つのを忘れ癒されますよ。
昔は細い道でしたが、九谷ダムの建設で途中の道も広くなっていました。
蓮如忌が毎年4月23日から5月2日にかけて東本願寺吉崎御坊で行われます。そのため、京都東本願寺から蓮如上人の御影の入った輿を門徒が徒歩で運び、4月23日午後8時に到着するとのお話しを聞いて撮影に行って来ました。東本願寺門から階段を門徒が輿を担いで上がる周辺には提灯でお迎えし、その後、法要の参加する人達が上がってくるところです。
京都から約240kmを歩いて吉崎まで来られて、蓮如忌が終わると再び京都まで歩いて戻るそうです・・・大勢のお迎えやカメラマンの多さに驚くとともに、歴史の重みを感じました。私の亡父も昭和60年頃に京都から御影道中に参加したので、時々お参りをしていましたが、今回、県境の館でミサゴ撮影中に吉崎公民館の方から日程をお聞きして撮影に来ました。昭和60年頃だと思いますが、NHKで放送されて雰囲気は知っていましたが、実際に目で見て歴史ある御影道中がいつまでも受け継がれていることを再認識しました。
県境の館では吉崎の歴史を学ぶことができますので、蓮如忌期間中に訪れては如何でしょうか・・・・運が良ければ野鳥ミサゴの魚捕りも見られますよ。