今夜、京都の東本願寺から歩いて運んで来た「蓮如上人御影」が吉崎東別院に到着しました。今回は、最終休憩場所の細呂木地区に入る前から蓮如道を歩く一行を追いかけてみた。蓮如道は集落内や山道の昔の細い道を歩き細呂木地区で最終休憩し、その後提灯の灯りを先頭に、午後7時半頃吉崎に到着・・・・その後、東別院の階段を一気に上がりお堂に到着。5月2日まで蓮如忌のの法要が営まれる。平日のため昨年より参加者が少ないようでした。地元では蓮如道を後世に残していくため、石灯籠を設置しているとのことで、これまで約80基が皆さんの善意の寄付金(1基六万円)で設置されているそうです。また、この日は蓮如道を歩くツアーも開催されました。一部でも参加しようと思っていますが、歩くスピードがかなり速いので躊躇しています・・・・来年こそは参加しよう!
蓮如忌が毎年4月23日から5月2日にかけて東本願寺吉崎御坊で行われます。そのため、京都東本願寺から蓮如上人の御影の入った輿を門徒が徒歩で運び、4月23日午後8時に到着するとのお話しを聞いて撮影に行って来ました。東本願寺門から階段を門徒が輿を担いで上がる周辺には提灯でお迎えし、その後、法要の参加する人達が上がってくるところです。
京都から約240kmを歩いて吉崎まで来られて、蓮如忌が終わると再び京都まで歩いて戻るそうです・・・大勢のお迎えやカメラマンの多さに驚くとともに、歴史の重みを感じました。私の亡父も昭和60年頃に京都から御影道中に参加したので、時々お参りをしていましたが、今回、県境の館でミサゴ撮影中に吉崎公民館の方から日程をお聞きして撮影に来ました。昭和60年頃だと思いますが、NHKで放送されて雰囲気は知っていましたが、実際に目で見て歴史ある御影道中がいつまでも受け継がれていることを再認識しました。
県境の館では吉崎の歴史を学ぶことができますので、蓮如忌期間中に訪れては如何でしょうか・・・・運が良ければ野鳥ミサゴの魚捕りも見られますよ。